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FMV-645NU6C/Lのメモリを増強してみた。

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もう5年か6年も前に中古屋でジャンクで手に入れたFMV-645NU6C/Lというのを、寝る前に寝床でゴロゴロしながらいじったりするのに使っている。
メモリは128MBを2枚で256MBにしてUbuntu10.04をインストールしてあり、まあ、かなり鈍重な動作ではあるものの、のんびりブラウザを眺める程度の目的ならそれなりに役にたってくれている。登場したのが2000年ということで、まさに「前世紀の遺物」なのだけど「遅い」という点を除けば、液晶もキーボードもCDも壊れることなく立派に動いてるというなかなかタフなやつ。

富士通のサイトで販売されてた頃のスペックを見るとメモリの上限は256MB。ひょっとしたら両面実装のメモリならもうちょっと増やせるかもなぁ、と思いながらも両面実装256MBのメモリもそんなに安くない(下手するとジャンクで購入した本体価格を上回る)ので、もう何年もこれ以上の増強は見送ってきた。

で、先日のこと。ふと覗いた店でジャンクメモリばかりを集めた箱の中になんと両面実装の256MBが。
ダメ元で1枚買って、すでに入れてあったメモリと入れ替えてみたところ、幸いなことにしっかり認識され、128+128=256しかなかったメモリが128+256=384MBと増強されて、スワップしまくりだったubuntuの動作があきらかに滑らかになった。

とはいえ、まだ日本語の変換のときに一呼吸できてしまうくらいの時間がかかってしまうこともあり、滑らかになったとはいえあくまで「それなり」の速度でしかないのだけれども。でも、こんなことならもっとジャンクの箱の中を探してもう一個買っておくのだったと、やや後悔するぐらいにはなってるわけで。ケチな話で、動かなかったら無駄になるし、と思ってちゃんと探さなかったんだよねぇ。