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タブレット考 その2

さて、「パッと使える」端末の機種選定の2回目です。

前回は「パッと使える」=「スタンバイからの復帰速度の速さ」という点と、流行で世に溢れているということで、選択をタブレットのなかから行おうと考えたわけですが、想定される自分の利用状況から「やっぱ、タブレットじゃねえな」という感触を得る結果となりました。

では、タブレットでなければ何から選べばよいのでしょうか。…と、考えながら再び大規模家電量販店のフロアをぶらぶらと見て回ります。

タブレットぐらいのサイズがあって、キーボードも使えるとなると、ちょっと重くてかさばるのを我慢すればネットブックタイプのノートPCという選択肢があります。(タブレット+外部キーボードと比較すると、かさばるのはマイナス点にはならないかもしれませんが)

現行のいわゆるネットブックのラインナップをみると、液晶は10インチか12インチで重さは1200~1400gぐらいです。
バッテリの持ちも、8時間以上を公称するものもあるぐらいなので、それだけのバッテリがあれば公称が話半分だとしても「スタンバイ状態で持ち歩いて、出先で即起動」みたいなことが実現できそうです。

しかし、いまのネットブックには一昔前まであった9インチぐらいのラインナップがなぜかなくなっていいます。10インチのものでもかなりコンパクトで軽量化されてるのはわかってるんですが、入力にストレスのない程度の大きさのキーボードがあればいいだけなんだけど…と考えている身としては、10インチサイズは、ちょっと余裕のありすぎるサイズというか、10インチあるともう立派なノートパソコンというか、そんな感じがして最初の目的からずいぶん離れたところにきてしまったような気がしてきます。

つぎにネットブック以外も視界に入れると、ASUSのEeePCの専用キーボードを持ったタブレットや同じくスライド式キーボードを持ったタブレットなどが候補にあがってきます。さらに昔のモバイルギアを彷彿とさせるNECのLifeTouch NOTEというのもあります。

さらにもう中古以外では入手も困難とはいえSharpのNetwalkerというUbuntu端末もありますが、こいつはちょっと小さすぎます。Netwalkerを手に入れるくらいならすでに手元にあるIS01で十分です。

さて、考えをまとめるつもりが、またまたネットブックからキーボード付きタブレットまで戦線が広がってしまいましたので、再度整理してみます。

まず、10インチクラスのネットブックは、バッテリに利点があるものの重くてデカすぎる点でやはりダメです。キーボードはデカくて打ちやすいでしょうが、10インチもの大きな面積のモニタはたぶん必要ありません。それにあのサイズだと、鞄への出し入れも結構煩雑になりそうです。電車で両側に人が座っている状態で膝の上に置いた鞄に入れるようなことを考えると、かなりイヤな感じが想像できます。

同様に、10インチクラスのキーボード付きタブレットもあんまり状況は変わらなそうです。バッテリの持ちはネットブックよりさらに良さそうですが。

そうすると結局LifeTouch NOTEでしょうか。

しかし、LifeTouch NOTEは発売された頃にかなり欲しくなったことから、いろいろ辛口な見方で自分なりに評価してみて、やっぱり買わない方がいいんじゃないかという結論に達したことがあります。

そのときの主なマイナス点は以下のようなことです。

・けっこう分厚い。
・タッチパネルの反応がよくない。
・タッチパネルが感圧式で、静電式のような操作ができない。
・液晶がほかのAndroidタブレットやスマートフォンに比べてキレイでない。
・筐体の大きさに比べて、なんか液晶が小さい。(この液晶サイズなら全体的にもっとコンパクトにできる印象)
・解像度が低くい。

…などなど。

でも、見直してみると、これらの評価は主にほかのAndroidタブレットなどと比較して、という視点で考えたものでした。

しかし、あらためて単純に携帯端末として考えてみると、自分の一番欲しかった「パッと使えて」「文章の入力や編集ができる」という点では、ほかのタブレットやネットブックに比べてずっと自分の欲しかったものに近い気がします。
いまとなってはOSも2.2と少し古さを感じますが、結局それもほかのAndoroidと比べると、という話ですし。

また、昔愛用していたモバイルギアにまともなネットの機能がついているものだと考えると、結局これに落ち着くのも自分自身納得せざるを得ない気にもなります。(実はそのスタイルを脱却したいというところにタブレットへの憧憬があったのかもしれませんが)

…と、ここまで考えたら、なんと、もうLifeTouch NOTEを手に入れない理由はなくなりました。(価格も昔モバイルギアを買ったときよりずっと安いし!)

というわけで、今更ながらLifeTouch NOTE購入です。

タブレット考

スイッチを入れたらパッと使えて、文章の入力や編集もある程度スムーズにできるような端末が欲しくなってしまったわけです。かなり急に。

ことの起こりはたぶん、去年末頃にちょっと続けざまに打ち合わせのメモ取りにキーボード付きのAndroidであるIS01を使ってみたところ、これがなかなか使い甲斐があると実感してしまったことだと思われます。

ただ、IS01のサイズは文庫本をちょっと細長くした程度で、大の男が仕事中にガシガシ文章を打ち込むのはあまりにもサマにならないというか、かなりIS01の小さなキーボードに慣れてきたつもりの自分にとってもある程度の分量のテキストを集中的に処理するにはちょっとストレスが大きいと思えたというか、もうちょっとサクサクした入力環境が欲しいなぁ、と。

そんなわけで、「パッと使えて」という観点からいまの市場を眺めてみると、やっぱり思考は流行りのタブレットに流れてしまうわけです。
ですが、流行っているだけあって選択肢も多く、選ぶこっちとしてもある程度しっかりした要求する要件を整理して望まなければ、ただひたすらに大型量販店の売り場に並ぶ大量の商品の海に押し流されるようにウロウロして大事な時間を浪費する結果となるのは目に見えています。

そこで、さて、では自分の求めている要件とは一体何だったんだろうとアタマを冷やしつつ再考してみます。

とりあえず、「パッと使える」すなわちスタンバイ状態からの復帰で即利用可能状態になるということは選択の余地のないところです。Androidのタブレットならまずこの要件は満たします。Windowsだとしても、最近のものであればまあまあ問題ないかもしれません。

つぎに「パッと使える」の副次的な要件として、「バッテリの心配なく使える」ということが挙げられます。スタンバイからの復帰が速くても、すぐにバッテリを心配しなければならないのでは安心して持ち歩いて使うことができません。

それから「文章の入力」ができなければなりません。タブレットで入力となるとソフトキーボードですが、店頭でいろいろ試してみたところ、小さなIS01で慣らしたこともあり、かなり小さい7インチタブレットのソフトキーボードでもある程度スムーズに入力できることはわかりました。もちろん10インチクラスではさらにスムーズです。
しかし、そのスムーズさはハードウエアキーボードに比べてみると雲泥の差で、当初考えていたような仕事でメモ取ったりということを想定すると、かなり心許ないものです。
おそらく、そういう利用に際してはBluetoothとかの外部キーボードが必要になると思われます。

ここで、タブレットを中心としてスタンド兼用のケース+外部キーボードという感じでかっこ良く解決できるといいなぁ、という妄想というか邪念がアタマの中に渦巻いてきます。
キーボードが要らない状況では身軽なタブレットで、そしてデスクではキーボードをプラスしてノートPCの代わりに!という感じです。かっこいいです。なんかうっとりした気分になってきてしまいます。もう、このまま最新型のタブレットに身を任せてしまってもいい気分です。

しかし!アタマを冷やさなければならないのはここのところです。もう10年以上もこんな風に小さなガジェットを相手にしていると、アタマを冷やさなければならないツボが自ずとわかってきます。(普通はもっと早い段階で気づくべきですが)

冷静に判断しなければならないのは、「パッと使い」たいのは、なにもデスクのあるところばかりじゃない、という点です。

デスクはもちろん、電車の中や、ベンチや、ビルのロビーの椅子で膝の上に置いて、という状況もかなりありがちな状況です。その場合、タブレット+外部キーボードというのはかなり不安定で使いにくい組み合わせと化します。両者がしっかりと結合されない状況でタイピングもへったくれもあったもんじゃありません。

…こう考えてみると、自分の欲しかったのは、本当はタブレットじゃなくて実はキーボード入力ができる小型端末だったようです。苦もなく膝の上においてタイピングでき、なおかつIS01よりは大きくて安定した操作ができるものです。
タブレットはWEBサイトや動画をゴロゴロしながら眺めるにはぴったりですが、自分の求めてる用途はそこじゃありませんでした。そういうことをする端末なら小さくて軽いIS01もあればDell Streak5もすでに手元にあります。
そもそも流行りに流されて、機種選定のスタート地点をタブレットにしたのが間違いだったのです。

ということで、この「パッと使える」端末の機種選定はいったん振り出しに戻ったかのような様相を呈しながら第二幕へと移っていくことになります。

2012年

結局、またぜんぜん記事書いてないですな…。

でも、まあ、一応生きてはおります。

なにより、ブログのパスワードがわかんなくなっちゃって、調べるのがめんどくさくてついついというのが大きかったですが、ようやくわかりました。

が、だからといって、そうそう更新することもないのだろうな、と思う年明けです。

2011日本シリーズ終了

ソフトバンクの4勝3敗で決着しましたが、ホークスとそのファンの方々おめでとうございます。

パ・リーグを圧倒的な強さで勝ち抜いたホークスに対して、7戦まで粘ったドラゴンズもなかなかよくやったんじゃないかと思います。

思えばドラゴンズのような最低打率のチームが優勝するという、統一球採用による投高打低のシーズンを見事に反映したシリーズでした。
ドラゴンズは日本シリーズ史上最低の打率(.155)、最少得点(9点)、最小本塁打2などなど、数々の最低打撃記録を打ち立てながら、7試合を戦い抜きました。

そもそもドラゴンズの打線は少々工夫したところで爆発する要素などなく、シーズン中同様、細かくチャンスを作りながら確率論的に時々得点するというきわめて地味な作業を淡々と行う、まるで昔の役モノ台のような打線であったわけで、小手先の手当を全く行うことなく最終戦まで平常通りの対応で臨んだ落合監督の戦略は基本的に正しかったのだと思います。

投手陣も基本的に大きな破綻はなく、被弾も想定内の大きさで抑えきったといえるでしょう。第5戦で5失点したのが最大の失点でしたが、チェンはこのシリーズで1勝1敗であることを考えると、この敗戦もいわゆる「想定内」であったといえます。

結果から見れば、あのとき誰々を起用していれば…、みたいな論議は可能かと思いますが、実際にそのようなことをやって平常通りのドラゴンズでない戦いをやったところで4戦を先勝というのはかなり困難であったと思われます。先のことを考えずに手持ちの戦力をとにかく投入していくというCSのスワローズのような戦い方ではどう考えても破綻します。

このシリーズの一番のポイントといえば、誰もがおそらく第4戦のノーアウト満塁から森福に抑えこまれたシーンを思い浮かべるでしょう。しかし、あのようなことはシーズン中から数限りなくあったのです。どちらかと言うと、あのようなチャンスをとにかく何度も作りつつ、その何分の一かの機会に得点をするというのが今シーズンの中日の戦い方でした。

そこには、いわゆる打線のつながりとか、打線の勢いとかを重視するような攻撃のイメージはありません。むしろ個々の選手が可能なかぎりの実力を出しつつ、それらがうまく組み合わさったときには自ずと得点が入るという感じです。調子に乗せたらどうしようもない、とか、打ち出したら止まらない…的な打線から一番遠いところにいるイメージです。

ところが、9月後半から10月にかけて、どういうわけか打線に勢いがついてしまった。また、CSからシリーズの1,2戦にかけていわゆる「一発」で決める試合が続いてしまったことで、そもそも基本としていた貧打で地道に攻めるという基本的な攻撃姿勢が崩れた感じがしました。あるいは短期決戦ということを意識しすぎて、打者の意識がシーズン中と違い、一気に決めてしまいたいという方向に傾いてしまっていたのかもしれません。

特に最終戦では、いわゆる打線が粘りを見せる、というシーンがほとんど見られませんでした。それは杉内の投球がそれを許さない内容であったのか、それともドラゴンズの各打者が通常の打席よりも敵投手に食らいついていく意識が低くなってしまっていたのか、そこまではよくわかりませんが、結果として明らかに淡白な内容であったのは否定できません。

負け惜しみではありますが、第7戦まで持ち込んだということは、ホークスと実力伯仲で五分の戦いができたということは間違いないと思います。
落合監督が就任してから、その基本路線通りに大型補強を行わず、いわゆる現有戦力で勝てるチームにする、という目標は8年間連続Aクラス入りということでその成果が十分に示されています。そして日本シリーズでも十分に通用するチームになったと言えると思います。

ただ、そのチームは落合という監督がいてはじめて機能するチームともいえるわけで、このオフではたしてどのような変化が起こるのかに興味を持って注視していきたいと思います。

CodeIgniterでTwitterに画像を投稿するフォームを作ってみた

先日Twitterに画像を投稿する機能が追加され、それを利用するためのAPIも公開された。

で、その機能を使ってCodeIgniterで画像をアップするためのフォームを試しに作ってみました。

作ったと言っても、上記APIページからリンクされているPHPのライブラリであるtmhOAuthというのを拝借して、OAuthとupdateを組み込んだだけ。

また、画像のアップロードに関しては、「CodeIgniter ユーザガイド 日本語版」のファイルアップロードクラスのサンプルを流用しました。

まず、tmhOAuthのライブラリをダウンロードしてきて、CodeIgniter(CI)のsystemディレクトリ以下にtmhOAuthというディレクトリを作ってその中に入れます。

/system/tmhOAuth/tmhOAuth.php
/system/tmhOAuth/tmhUtilities.php

という感じ。

つぎにtmhOAuthについているexamplesのなかから、photo_tweet.phpとかoauth_flow.phpとかを参考にして、自前のtwitterライブラリを作りました。tmhOAuthのラッパーという感じです。

/application/libraries/twitter.php

<?php if ( ! defined('BASEPATH')) exit('No direct script access allowed');

class CI_twitter {

  public function __construct($config = array()){

    if (count($config) > 0){
      $this->initialize($config);
    }

    log_message('debug', "Twitter Class Initialized");

  }

  public function initialize($config = array()){

    $defaults = array(
       'tmhOAuth_dir'    => BASEPATH.'tmhOAuth',
       'consumer_key'    => '',
       'consumer_secret' => ''
    );

    foreach ($defaults as $key => $val){
      if (isset($config[$key])){
        $this->$key = $config[$key];
      }else{
        $this->$key = $val;
      }
    }

    require $this->tmhOAuth_dir.'/tmhOAuth.php'
    $this->to= new tmhOAuth(
      array(
        'consumer_key'    => $this->consumer_key,
        'consumer_secret' => $this->consumer_secret
      )
    );

  }

  function request_token($callback=''){

    $code = $this->to->request(
      'POST',
      $this->to->url('oauth/request_token', ''),
      array(
        'oauth_callback' => $callback
      )
    );

    return $code;

  }

  function authorize(){

    $CI =& get_instance();
    $oauth=$this->to->extract_params($this->to->response['response']);
    $CI->session->set_userdata('oauth',$oauth);
    $authurl=$this->to->url("oauth/authorize", '')."?oauth_token={$oauth['oauth_token']}";
    header("Location: {$authurl}");

  }

  function access_token($user_token,$user_secret){

    $this->to->config['user_token']  = $user_token;
    $this->to->config['user_secret'] = $user_secret;

    $code = $this->to->request(
      'POST',
      $this->to->url('oauth/access_token', ''),
      array(
        'oauth_verifier' => $_REQUEST['oauth_verifier']
      )
    );

    if($code==200){
      $access_token=$this->to->extract_params($this->to->response['response']);
    }else{
      $access_token=NULL;
    }

    return $access_token;

  }

  function update_with_media($user_token,$user_secret,$image,$status){

    $this->to->config['user_token']  = $user_token;
    $this->to->config['user_secret'] = $user_secret;

    $code = $this->to->request(
      'POST',
      'https://upload.twitter.com/1/statuses/update_with_media.json',
      array(
        'media[]'  => "@{$image}",
        'status'   => $status
      ),
      true, // use auth
      true  // multipart
    );

    return $code;

  }

  function update($user_token,$user_secret,$status){

    $this->to->config['user_token']  = $user_token;
    $this->to->config['user_secret'] = $user_secret;

    $code = $this->to->request(
      'POST',
       $this->to->url('1/statuses/update'),
      array(
        'status'   => $status
      )
    );

    return $code;

  }

  function response(){
    return $this->to->response['response'];
  }

}

今回使おうとしてるOAuth関連と画像つきupdate関連しか実装してませんが、元のtmhOAuthにはいろいろ他にも機能があるので、必要なものを足していけばいいのかなー、と思います。

で、そのつぎに、コントローラをファイルアップロードクラスのサンプルのものをごにょごにょいじって作ります。

/application/controller/welcome.php

<?php if ( ! defined('BASEPATH')) exit('No direct script access allowed'); 
class Welcome extends CI_Controller {
  function __construct(){
    parent::__construct();
    $this->load->library(array('session','form_validation'));

    $this->load->library(
      'twitter',
      array(
        'consumer_key'    => $this->config->item('consumer_key'),
        'consumer_secret' => $this->config->item('consumer_secret')
      )
    );

    $this->load->helper(array('form', 'url'));

//    $this->output->enable_profiler(TRUE);

  }

  function index(){

    $data['status']='';
    $data['error'] ='';

    $this->load->view('form', $data);

  }

  function do_upload(){

    $config['upload_path']  ='<ファイルアップロード用のパス>/uploads/';
    $config['allowed_types']='gif|jpg|png';
    $config['max_size']     ='1000';
    $config['max_width']    ='1024';
    $config['max_height']   ='768';
    $config['encrypt_name'] =TRUE;

    $this->load->library('upload', $config);

    $this->_set_validation();
    $info=$this->_bind_data();

    $data=array();
    $data['info']=$info;

    if(!$this->upload->do_upload() || !$this->form_validation->run()){

      $data['error']=$this->upload->display_errors();

      $this->load->view('form', $data);

    }else{

      if($this->session->userdata('access_token')){

        $access_token=$this->session->userdata('access_token');
        $upload_data=$this->upload->data();

        $this->_update_status(
          $access_token,
          $upload_data,
          $data
        );

      }else{

        $this->session->set_userdata('info',$info);
        $this->session->set_userdata('upload_data',$this->upload->data());

        $code=$this->twitter->request_token(// callback url
          $this->config->item('base_url').'welcome/access_token/'
        );

        if ($code == 200) {
          $this->twitter->authorize();
        } else {
          echo 'There was an error: ' . $this->twitter->response() . PHP_EOL;
        }

      }
    }

  }

  function access_token(){
    $oauth=$this->session->userdata('oauth');

    $access_token=$this->twitter->access_token($oauth['oauth_token'],$oauth['oauth_token_secret']);

    if ($access_token) {
      $this->session->set_userdata('access_token',$access_token);
      $this->session->unset_userdata('oauth');

      $data['info']=$this->session->userdata('info');
      $upload_data=$this->session->userdata('upload_data');

      $this->_update_status(
        $access_token,
        $upload_data,
        $data
      );

    } else {
      echo 'There was an error: ' . $this->twitter->response() . PHP_EOL;
    }
  }

  function sess_clear(){

    $this->session->sess_destroy();
    redirect('');

  }

  function _update_status($access_token,$upload_data,$data){

    $data['image_dir']='<ドキュメントルートからのパス>/uploads/';

    $code = $this->twitter->update_with_media(
      $access_token['oauth_token'],
      $access_token['oauth_token_secret'],
      $upload_data['full_path'],
      $data['info']['status']
    );

    if ($code == 200) {
      $data['upload_data']=$upload_data;
    }else{
      $data['upload_data']=array();
      $data['info']['status']=$this->twitter->response();
    }

    unlink($upload_data['full_path']);

    $this->load->view('success', $data);

  }

  function _set_validation(){

    $validate_rules=array(
      array(
        'field' => 'status',
        'label' => 'status',
        'rules' => 'required'
      )
    );

    $this->form_validation->set_rules($validate_rules);

  }

  function _bind_data(){

    $params=array(
      'status'
    );
    foreach($params as $val){
      $data[$val]=$this->input->post($val);
    }

    return $data;
  }

}

コンストラクタ内でさっきのtwitter.phpライブラリを呼んでいます。引数はconsumer_keyとconsumer_secretです。これらの値はtwitterのアプリを作成したときのものをconfig.phpのなかに追加してあります。
おもなメソッドはindexとdo_uploadとaccess_tokenです。do_uploadが呼ばれて、OAuthのaccess_tokenがない場合、OAuthの手続きに入ります。

その際に$this->twitter->request_tokenの引数にコールバックするURLを入れるようにしています。この場合はaccess_tokenメソッドを呼ぶようにしています。access_tokenを呼ぶときにさらに引数を足してaccess_token内で処理を分けるようにすることもできると思います。

その他の_set_validationとか_bind_dataとかはフォームからサブミットされた値を取るときの僕のいつもの流儀なので、このへんの処理は好きにやって下さい。

あとはビューを2つ。フォームと送信後の完了画面です。

/application/views/form.php

<html>
<head>
<title>アップロードフォーム</title>
</head>
<body>

<?php echo $error;?>
<?php echo validation_errors();?>

<form action="/photoup/welcome/do_upload" method="POST" enctype="multipart/form-data">

<input type="file" name="userfile" size="20" /><br>

status <input type="text" name="status" size="100">

<br /><br />

<input type="submit" value="upload" />

</form>
<p><a href="/photoup/welcome/sess_clear">clear session</a></p>
</body>
</html>

/application/views/success.php

<html>
<head>
<title>アップロードフォーム</title>
</head>
<body>

<h3>成功!</h3>

<ul>
<?php foreach ($upload_data as $item => $value):?>
<li><?php echo $item;?>: <?php echo $value;?></li>
<?php endforeach; ?>
</ul>
<p><strong><?=form_prep($info['status'])?></strong></p>

<p><?php echo anchor('', '次の画像をアップする!'); ?></p>

</body>
</html>

こんな感じです。ユーザガイドのサンプルのほぼパクリです。

CodeIgniterのwikiにOAuthのライブラリとかも紹介されているんですが、画像つきのアップロードとかやるときにちょっと不便かなー、と思ってtwitterのAPIのページからリンクされてたライブラリを直に使ってしまいました。あんまりCI的には美しい実装とは言えないかもしれません…。

(追記:2011/8/19)
twitter.phpのライブラリの設定の仕方がおかしかったので修正しました。

3ヶ月

地震から3か月が過ぎた。

いろんなことを書こうとして、書きだしてはキーボードを打つ手が止まり、書き散らしたメモがバラバラと残った。

すこし不謹慎かもしれないが、大きな出来事で世の中が少し動くのではないかと期待した面がなかったとは言えない。

世の中の人達も、元通りになれという願いとともに、これを機会になにかがぐっと前進するかもという期待があったのではないだろうか。

でもいま、あらためて世の中を見回してみて、やっぱり大してなにも変わらないのだな、という印象が自分の中では支配的だ。

小さな自分の出来ること。いろんな記憶を刻みながら前と同じようにやっていく。変わらないなりに世の中は変わっていく。そのなかで今回思ったこと考えたことを小出しに活かしていく。そんなことなのかも知れない。

新幹線

3月12日に九州新幹線が全通して、大阪と鹿児島が3時間45分で結ばれるという。
だが、東京発鹿児島中央行きという列車はない。

この新幹線が計画されたのは一体何十年前になるのかよく知らないけど、計画された当時には東京への直通列車が走るということは誰もが疑わなかっただろうな。
新幹線が走るということはイコール東京へ直通切符を手に入れるのと同義だったはずで、すべての新幹線の一方のターミナルは東京駅として計画されているわけで。

飛行機の利用がぐっと一般的になった今では、アクセスにえらく時間がかかる鹿児島空港が相手でも、東京ー鹿児島で勝負して新幹線には勝ち目はないのはわかる。

とはいえ、一往復ぐらい往年の夢の超特急の名残としてでも東京ー鹿児島の列車があればいいな、と考えるファンは少なくないと思う。

で、その列車の名称はやはり「ふじ」号がいいな。

スカイツリーを見に行く

30日の日曜日に、久しぶりにスカイツリーを見に行った。
朝方、ずいぶんお陽さまが暖かい感じだったので出かけたのだけど、着いたころには空は曇りすっかり冷え込んできた。

スカイツリーの高さは30日の時点で594m。もう上の展望台の形もはっきりと分かる状態になっていた。
以前見に行ったときには300mを越えたころだったので、ずいぶん大きくなった印象。

浅草の街越しに眺めると、最新の巨大鉄塔もどことなく新世界から眺めた通天閣を思い起こさせて、ちょっと不思議。

2011年とは

あっという間に年末年始の休みも過ぎていってしまうわけだけど、さっきラジオで聴いて思い出した。
今年はA LONG VACATION発売30周年という大事な(?)年だった。

ついこの前、Niagara Calendarの30周年記念盤が出たところという気がしていたのだけど、ついに歴史的名盤も30年、という年になったのだなぁ。

発売当時のことをwikipediaとかであらためて確認してみると、A LONG VACATIONの発売が81年の3月。同時に「君は天然色」がシングルで発売。6月には「恋するカレン」がシングル発売。
秋には「A面で恋をして」が出て、翌82年のロンバケ発売のちょうど1年後にNiagara Triangle Vol.2が出てる。
で、82年秋にはロンバケが日本初のCDとして発売された。(ということは2012年はCD30周年か…)

記憶のなかの感覚としては、こんなに短い間隔でこんなにいろいろ出てたとは、とても思えないわけで。
僕が大滝詠一をラジオの「恋するカレン」のオンエアで知って、ロンバケをレンタルレコードで聴き、ナイアガラの70年代のアルバムをレンタル可能な限り探して聴いていたころのことを思い返すと、いまの感覚でいえば3年とか5年ぐらいの分量に匹敵するような記憶が詰まっている気がする。
ロンバケが出てから、「Vol.2」が出るまでたった1年しかなかったなんて、どう思い直しても信じられない気分だ。

さて、それはそうとロンバケの30周年記念盤の発売と同時に「Niagara CD Book I」という12枚組(¥26,250)も発売されるという。で、同時購入の予約特典の締切りは1/18とな…。どうすっかな…。

前のCD Book 1もCD BookもBlack Bookも持ってないし、ここはひとつ思い切って予約かなぁ。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
とはいえ、もう、3日です。
このブログは続けていくことができるでしょうか(笑)。
いやはや。