
いつごろからか、L-04CでPlayストアがまともに動かず、アプリのインストールや更新ができなくなってしまっており、延々と同期アイコンがステータスバーに表示されるようになっていたのを、何とか解決したのでメモしておきます。
ただし、この解決法はGoogle Play開発者サービスを使用しないという前提です。
問題の端末はroot取得してgingerbreadのカスタムROMを入れたものです。(たぶんオリジナルのROMならこの問題は発生しないのではないかと)
そして、この方法で改善されなかったり、最悪の事態に陥ったりする可能性もありますが、そこは自己責任でお願いします。
手順としては、
(1) Playストアのアップデートをアンインストール
(2) 開発者サービスもアンインストール
(3) その後マーケット起動すると同意を求められるが、同意しないでおく(その状態では開発者サービスはインストールされない)
(4) rootになって、/data/app以下に com.google.android.gms-1.apk というディレクトリを作る
以上。
もし、Playストアも利用しないのであれば(3)までの手順でもOK。じっさい自分もしばらくはその状態で使ってました。
さて、ここまでたどり着いた経緯は以下の通り。
この問題が発生した当初、原因っぽいPlayストアと開発者サービスのアンインストールと自動インストールを繰り返して、何とか解決しないものかとあがいていました。
両方をアンインストール(ストアのほうはアップデートのアンインストール)してしばらくすると、まずストアの新しいのが来ます。
その時点でストアは一応起動します。ですがアプリのインストールをしようとすると「保留しています」となってしばらくインストールはできない状態になります。
このときどうやら開発者サービスがダウンロード、インストールされているのだと思います。それを待っている間、保留されているものと思われます。
で、開発者サービスがインストールされた後、ストアを起動させようとしても、真っ白な画面になったきり、画面が表示されない状態に陥ります。
そして、それと並行してステータスバーに同期を示すアイコンが表示され、それがいつまでも消えない状態となります。
このとき、なにが起きているのか…。
確かではないですが、おそらく、さらに新しい開発者サービスのダウンロードとインストールを試みているものと思われます。
その時点でインストールされている開発者サービスのバージョンは9.4.52というものですが、同じgingerbreadのSH-02Dにインストールされてるものを見ると、もっと新しいものが入っています。
apkmirrorでアーカイブを調べてみると、gingerbread用の開発者サービスは、たしかに9.4.52よりも新しいものがリリースされていますが、L-04Cにつかえるarmv6アーキテクチャ用のものは9.4.52以降リリースされていません。
ということは、存在しないarmv6アーキテクチャ用の新しいバージョンの開発者サービスを延々と探し続けているか、L-04Cにインストールできない開発者サービスをダウンロードしてきては失敗を繰り返しているのではないかと想像しました。
自分のL-04Cに入ってるアプリは比較的古くて枯れた感じのものばかりなので、開発者サービスがなくても大丈夫なのは経験済みです。
そこで、開発者サービスのインストールと更新を止める方法を探しました。「stop update google play service」とかで検索すると、いくつか方法が出てきます。
冒頭の/data/app以下に com.google.android.gms-1.apk というディレクトリを作るという方法はそうして見つけたものです。ダミーの開発者サービスを置いてPlayストアを騙そうというトリックだと思います。
Playストアは、更新が必要かどうか開発者サービスのバージョンを取得しようとして失敗し、その先の処理に進めないのかもしれません。
そういうことがあるせいかどうか、ときどきですがPlayストアが不安定になって、端末の再起動が余儀なくされることがあります。そんなに頻発するわけではないので気にしないようにしていますが…。
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